【撮影記】北海道で紅葉狩り(中編)
前編後編の2部構成のつもりが紆余曲折あって3部構成に。北海道で紅葉狩りした時の話の続き。前編はこちら。
さて、新夕張発千歳行きの普通列車と紅葉のランデブーを見逃したのち、慌てて時刻表を確認。この時、最寄りの滝の上駅の時刻表ではなく、一つお隣の新夕張駅の時刻表を確認することがミソ。ローカル線では普通列車よりも特急列車の方が多いので、特急停車駅の時刻表で確認する方が抜け漏れが少ない。するとありがたいことに12:55新夕張発札幌行の特急とかち6号がすぐ来ることが判明。Googlemapで新夕張からの距離を確認。ざっと5分程度で来ると判断し、早速スタンバイ。
予想は見事的中。13:00頃に踏切の音が聞こえ、カラフルな気動車がやってくる。しかしご覧の通り、思ったより草木が邪魔で、完全にピントを持っていかれていた。まぁこれはこれで良しとしよう。
振り返るといい感じに。欲を言えばもう少し車両に日が当たって欲しかったが、自然に文句は言えない。そう言えば来年春のダイヤ改正では石勝線特急関連はあまり触れられていなかったように感じたが、ここもまたいつまでこの景色を見ることができるか見通せないので次は鉄道で来てみようと思う。
愛用の(というかそれしか無いというのもあるが)SIGMA 35mm f1.2 DG DN Art。1kg越えの巨砲であるが故にそろそろ重たくなってくる。ミラーレスレンズには軽くて質の良いものも多くある中、わざわざこうした重たいレンズを使うのも修行感あって良いではないか。開放f1.2の描写はこのレンズでしか味わえない。重いけど使う。使わせていただくのだ。
はい来ました、開放f1.2の暴力。ファインダーから見える像も楽しくなる。実は世界共通語「ボケ(Bokeh)」最近ではiPhoneなどスマホでもボケ味のある写真が撮れるようになった。でもここは一眼の見せ所。背景がごちゃつく場面ではスマホだと綺麗に処理できないこともある。
C-PLフィルターは効きすぎると今度はビビットな感じがして若干ベタ塗りな感じがする。そこは回転角を調整して程々なポイントを探す。これが結構難しい。
そうこうしているうちに公園内を一周。滞在時間は小一時間ほどだったが、是非ともまた行きたい場所だった。本当ならばもう少し時間をかけて回りたいところだったが、次に行きたい場所がある。山間部は日没が早い。そそくさとその場を後にした。
続く
今回の写真を高画質でご覧になりたい方はこちら
続きはこちら